【ドイツ】2025.02.20 発表
ドイツ連邦環境庁(UBA)は、2024年のドイツ国内における大気汚染の状況を公表し、ドイツ国内の測定所ではEU大気質枠組指令に定められている全ての基準値が遵守されたことを明らかにした。
これは国内の 約600拠点 の測定所で測定されたデータに基づく暫定評価であり、特に粒子状物質は7年連続で上限値を下回り、二酸化窒素(NO2)は年間平均上限値である一立方メートルにつき 40マイクログラム(µg/m3)が全ての測定所で遵守されたとしている。
連邦環境庁は大気汚染対策の効果を評価しているものの、現行の基準値は 20年以上前に設定されたものであり、現在の科学的知見に基づく大気汚染の健康影響を反映しておらず、世界保健機関(WHO)の推奨値よりもはるかに低いことを指摘している。
EU大気質枠組指令は 2024年12月 に改正されており、2030年以降、より厳格な基準値と目標値がEU全体で義務化される。
連邦環境庁のメスナー長官は、「新基準値はWHOの推奨値には満たないが、大気の改善で一般市民の健康リスクは減少する」と述べた。
2024年の大気汚染測定値の最終結果は 2025年中ごろに公表される。
【ドイツ連邦環境庁】
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