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[海外エコニュース一覧]

【デンマーク】2025.01.31 発表

デンマーク、10億DKK規模の水素輸送インフラを2030年まで整備へ

デンマーク気候・エネルギー・ユーティリティ省は、洋上風力発電の開発と、生産過程でCO2を排出しないグリーン水素の促進のための取組を発表した。

・洋上風力発電については、2025年中に、補助金やそのほか柔軟な条件を付し 2~3GW 規模の入札を発表する。
 バルト海の Bornholm島 に再生可能エネルギーの生産・貯蔵施設「エネルギー島」を建設するドイツとの提携事業は、ドイツ新政権の発足後に協議を再開する。
 デンマーク海峡の 3GW 規模の入札は中止する。
・グリーン水素については、10億デンマーククローネ(約210億円)を投じて、2030年までにデンマーク南西部北海沿岸の Esbjerg からドイツ国境まで水素輸送インフラを整備し、ドイツへ輸出する。
 欧州の水素市場の創設に参加することで、デンマークにグリーンビジネスのチャンスがもたらされ、ドイツのエネルギー移行に寄与できる。
 水素輸送インフラは、今後ユトランド半島北方と東方へ拡張し、半島先端に近いFredericiaに達する。

【デンマーク気候・エネルギー・ユーティリティ省】

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