【アメリカ】2024.09.16 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、リサイクルインフラの整備と食品廃棄物の削減を図るプロジェクトに対し総額 1億1,700万ドル を助成する。廃棄物リサイクリングインフラ整備助成とリサイクリング教育・アウトリーチ活動助成の 2件 から成る。
前者の助成対象は、再利用やリサイクル、堆肥化などが可能な使用済み素材の収集・輸送などシステム・プロセスの整備改善プロジェクトで、先住民社会向けと自治体向けの 2本 建てとなっている。
後者は、消費者向け食品廃棄物削減キャンペーンの計画・実施、堆肥市場と堆肥取引の改善・促進、家庭での堆肥化を進める教育・アウトリーチの促進プロジェクトを助成対象とする。
助成は 2024年6月 発表の「食品ロス・食品廃棄物削減および有機物リサイクルのための国家戦略」の目標の実現のためと位置付けられ、インフラ投資雇用法に基づいて支出される。EPAの過去30年のリサイクル対策のうち最大額である。
【アメリカ環境保護庁】
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