【アメリカ】2024.08.23 発表
アメリカエネルギー省(DOE)は、住宅・中小事業所・公共建物のエネルギー効率改善資金を貸付ける基金の設立を支援するため、17 の州・自治領に対し 6,600万ドル を助成すると発表した。
インフラ投資雇用法に基づく「エネルギー効率化リボルビングローン基金(RLF)資本費補助プログラム」で支出される。
州は、助成金で貸付基金を設立・拡充し、エネルギー効率の監査、設備の更新・改造のための貸付・資金援助を行う。
各州・自治領の事業内容には、低所得層への重点貸付、非効率なベースボードヒーターの効率のよいダクトレス小型スプリットタイプへの転換促進、貸付を促進するための貸倒引当金基金の設立などそれぞれ特徴がある。
同プログラムは総額 2億4,200万ドル で、今回は 2024年6月 の第 1 次と第 2 次の補助対象選定に次ぐ第 3 次となる。本年末までに追加選定を行う。
過去の実績から、リボルビングローン基金への政府支出 1ドル に付き最大 20ドル の民間投資が喚起されるという。
政府は、支出は気候対策だけでなく地域経済の活性化に役立つとしている。
【アメリカエネルギー省】
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