ドイツ連邦政府は、EU再生可能エネルギー指令（2023/2413, REDIII）を国内法に転換するための法案を承認した。
これは、陸上風力発電設備と太陽光発電設備、並びにそれぞれに関連するエネルギー貯蔵設備のための加速区域の指定をすすめ、これらの区域内で進められるプロジェクトは、風力エネルギー用地拡大法に従い、簡略された手続きで認可を受けることを可能とするもの。

2023年 に改正された EU再生可能エネルギー指令では、EUの最終エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合を 2030年 までに 42.5％ まで引き上げることを目標に定めている。
これを達成するために、指令には再生可能エネルギープロジェクトの認可手続きを大幅に加速させる措置が盛り込まれている。
指令に定められているすべての措置は、加速区域以外に対しても、連邦インミッション法の改正を通じて導入される。

【ドイツ連邦経済気候保護省】