【ドイツ】2024.07.03 発表
ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は高速道路におけるトラック向けの急速充電網の拡大を進めることを公表した。
「Power to the Road」を標語に主要電力系統事業者およびドイツ連邦エネルギー・水道事業連合会(BDEW)とともに実施する。
トラック向けの急速充電設備は約 350ヶ所で設置される予定であり、重量貨物輸送の脱炭素化と産業拠点としてのドイツにとって重要な設備となる。
ドイツ連邦デジタル交通省(BMDV)から系統接続の委託を受けた高速道路管理会社「Autobahn GmbH des Bundes」は必要なインフラ技術の実証に取り組んでおり、最初の設備における系統接続の発注も既に実施された。
ハーベック大臣は、「モビリティシフトが道路貨物輸送でも実現するための条件を整えつつある。既に電力の半分以上が再生可能エネルギーで生産されていることから、系統と充電設備が重要である。運輸部門における気候変動への対応が進むよう、全てを平行して進めなければならない。」と述べた。
【ドイツ連邦経済気候保護省】
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