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【EU】2024.06.20 発表

欧州委員会、太陽光発電部門の労働者を教育訓練する「欧州ソーラーアカデミー」を発足

欧州委員会は、EUの太陽光発電バリューチェーンで働く労働者の教育訓練制度「欧州ソーラーアカデミー」を発足したと発表した。
2024年5月に成立したネットゼロ産業法(NZIA)に基づく。
NZIAは、ネットゼロ(温室効果ガス排出実質ゼロ)技術製造能力を2030年までに域内の必要量の少なくとも40%まで高めることを目標とし、ネットゼロ技術の向上と必要な人員を充足するための専門教育機関の整備を規定している。

「アカデミー」は、ネットゼロ技術産業界とともに教育内容・課程を作成、教育訓練の実施にあたる地域の協力団体(職業教育訓練団体、産業界、大学など)と契約する。
欧州委員会は、単一市場プログラムからの900万ユーロで支援する。
EUは2030年までに再生可能エネルギーの割合を42.5%(できれば45%)とするとしており、その達成には、太陽光製造部門だけで2030年までに約6万6,000人の熟練労働者が必要である。
「アカデミー」は不足に対処するため、今後3年間に太陽光発電バリューチェーンで働く人員10万人を訓練する。

【欧州委員会】

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