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【国際機関】2024.05.22 発表

国際エネルギー機関、エネルギー効率改善率を2倍にするには取組の加速が必要と報告

国際エネルギー機関(IEA)は、2024年5月21~22日、ケニアのナイロビで第9回エネルギー効率に関する国際会議を開催した。IEA事務局長とケニアのエネルギー石油長官が共同議長を務め、約70ヶ国から500人超が参加し、エネルギー効率の一層の改善のために各国政府や企業に迅速な行動を求める共同議長声明を発表した。
会議では、2030年までに世界のエネルギー効率の改善率を2倍にするというCOP28で合意された目標をめぐって議論が交わされた。エネルギー効率の改善は、これまでも温室効果ガス排出量増加の抑制に大きな役割を果たしてきた。だが1.5℃目標達成には、2030年までに年平均で4%を上回る改善率が必要であるにもかかわらず、2023年の年間改善率は記録的な高温による冷房需要の増加などによって前年の2%から1%近くにまで低下している。
この現状を受け、共同議長声明では行動の加速が強く求められた。以下はその一部。
・すべての政府が次の国別目標(NDC)にエネルギー効率目標を設定あるいは強化する
・政策立案者は施策の実施にIEAの「エネルギー効率政策ツールキット」を活用する

【国際エネルギー機関】

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