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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2024.04.17 発表

アメリカエネルギー省、送電網へのクリーンエネルギーの相互接続を加速させる初のロードマップを発表

アメリカエネルギー省(DOE)は、送電網相互接続の技術革新プログラム「i2X」の下、送電網へのクリーンエネルギーの相互接続を加速し、太陽光・風力・蓄電池事業の滞留を解消するための解決策をまとめた初のロードマップを発表した。
約2,600GWの発電・蓄電設備容量が積極的に系統連系を求めているが(2014年の8倍)、大量の事業と不十分な手続きにより、開発者や消費者、電力会社、規制当局は不確実性、遅延、格差、コスト増に直面している。
ロードマップは、相互接続改革の4つの目標指標(相互接続の時間短縮、費用の格差是正、完了率向上、モデル化の不備による障害発生ゼロ)を設定し、送電事業者や州当局、連邦規制当局、機器メーカーなど様々な利害関係者に35の解決策(相互接続のためのデータアクセス・透明性・セキュリティの強化、プロセスと予定表の改善、経済効率化、信頼性・回復力・安全性の高い送電網の維持等の観点で構成)を提供。2035年までの電力100%脱炭素化というバイデン政権の目標の実現を支援するという。

【アメリカエネルギー省】

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