【国際機関】2024.03.28 発表
世界資源研究所(WRI)は、アフリカ、中南米、東南アジアの6ヶ国において、スタートアップ企業やNPOによる気候ソリューションのパートナーシップに対し、「グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)」イニシアティブを通じ650万ドルを提供すると発表した。
コロンビア、エチオピア、インドネシア、ケニア、南アフリカ、ベトナムの17のパートナーシップが助成対象となる。気候スマート農業、食品ロス・廃棄物、水資源の回復力、ゼロ排出モビリティ、再生可能エネルギーの分野から選出された。気候ソリューションに取り組むスタートアップ企業は革新的な技術をもたらす可能性を持つが、規模拡大に不可欠な資金の調達に苦慮している。P4Gは、こうした初期段階の企業が投資可能な状態になるよう助成金と技術支援を提供し、投資家と企業を引き合わせていく。これらのパートナーシップは、2026年までに9,500万ドルの投資を呼び込み、1,700の雇用を創出し、約130万人に利益をもたらし、約90万トンの炭素排出を削減又は回避すると期待されるという。
【世界資源研究所】
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