【アメリカ】2024.03.08 発表
アメリカエネルギー省(DOE)は、バイデン政権の「アメリカへの投資」政策の一環として、石炭産業を担ってきた地域におけるクリーンエネルギー製造や脱炭素化のために4億2,500万ドルを拠出すると発表した。
これは「先進製造とリサイクルのための補助金プログラム」を通じた第二回目の資金提供で、炭鉱又は石炭火力発電所が閉鎖されたところで以下のようなプロジェクトを行う中小製造業者が対象である。
・クリーンエネルギー製造とリサイクル:先進エネルギー関連の生産又はリサイクルを行うために施設を建設する、又は既存の製造施設やリサイクル施設の改修や拡張等を行う
・産業の脱炭素化:温室効果ガス(GHG)の排出を大幅に削減し低炭素材料を創製するための製造施設を建設する、又は既存施設の向上を図る
DOEは、同プログラムによって高給雇用の創出やクリーンエネルギーのサプライチェーンの構築、産業から排出されるGHGの削減ができ、石炭産業を担ってきた地域がクリーンエネルギー経済の恩恵を享受できるようになると説明する。
【アメリカエネルギー省】
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