【ドイツ】2024.03.12 発表
ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は炭素差額契約の仕組みを用いた資金調達プログラム「気候保護契約」の最初の入札受付の開始を公表した。気候保護契約は、製紙、ガラス、鉄鋼、化学産業などのエネルギー集約型産業において、気候に配慮した最新の製造プロセスを導入することを目的としており、従来の製造プロセスと比較した追加費用が15年間補償される。
プログラムは2045年まで運用され、合計約3億5000万トンのCO2排出量の回避が見込まれている。これは2030年の産業部門目標値の3分の1を超える量に相当する。ドイツ政府は、気候保護協定により、産業と技術革新の拠点としてのドイツの立場を強固するとしている。
【ドイツ連邦経済気候保護省】
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