【カナダ】2024.01.02 発表
カナダ環境・気候変動省は、国内市場のプラスチック量を監視する「連邦プラスチックレジストリ」の導入を目指し意見公募を開始した。
「レジストリ」は、生産者に対し国内で販売するプラスチックの量と種類、流通経路、廃棄方法について毎年の報告を義務付ける。
対象製品は、包装用、使い捨て、建材、自動車製品、家庭用電気器具、電子・電気機器、タイヤ、繊維製品、漁業・農業・園芸用資材など多岐にわたる。報告されたデータは情報プラットフォームで公開する。報告によりプラスチックの経時モニタリングが可能になり、対策の進捗評価と取組への啓発が進む。
カナダは、2018年に「プラスチックごみゼロ戦略」を採択。2019年のプラスチック廃棄物は440万トン、うちリサイクルされたのは9%である。
「レジストリ」は、2022年7月に提案書を発表、2023年4月に適用指針等に関する技術文書を公開し意見公募を実施した。
【カナダ環境・気候変動省】
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