【地方自治体】2023.12.06 発表
宮城県は、漁網を製造・補修する企業が数多く立地していることから、プラスチック製の廃漁網が毎年大量に発生している。特にプラスチック素材の一種であるPET(ポリエチレンテレフタレート)製の廃漁網の発生量は国内最多と言われ、製網業界によりPET製廃漁網のリサイクル方法が検討されてきた。
このような課題に対し、日本道路株式会社と花王株式会社が製網業界と連携し、国内初の取組みとして、廃漁網を原料の一部としたアスファルト改質剤を新たに開発した。今回、日本道路株式会社が、これを県道の舗装に活用する実証試験を実施。
同県は、地域特有の廃棄物の地域内循環利用を目指すものとして、この取組を積極的に支援している。
【宮城県】
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