【地方自治体】2023.12.04 発表
愛知県農業総合試験場は、「あいち農業イノベーションプロジェクト」の取組の一つとして、環境負荷の少ない栽培方法で生産された「環境に配慮して生産された米」の価値を消費者に分かりやすく情報発信するため、営農支援システム「アグリノート」の開発・運用を手がけるウォーターセル株式会社との共同研究を行っている。
この研究では、営農支援システムに稲作農家が栽培記録をつけるだけで、環境配慮の度合い(「生物多様性の保全度」、「温室効果ガスの削減度」)が自動的に算出され、Webページ等を通じて情報発信ができる方法の開発に取り組んでいる。
同取組に係る実証実験として、県内の稲作農家3法人の「環境に配慮して生産された米」について、環境配慮度合いを最大三つ星で表示したシールを米袋に貼り付け、各法人の直売所で11月下旬から販売を開始した。あわせて、各農家別に特設のWebページを作成し、消費者への情報発信を図っている。
「温室効果ガスの削減度」と「生物多様性の保全度」を合わせた環境配慮度合いを定量的に評価し、その評価を消費者へのPRに活用する取組は国内初となる。
詳細はプレスリリース参照。
【愛知県】
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