【ドイツ】2023.08.31 発表
ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、海運と造船の脱炭素化を進める技術基盤の構築に関する新しい海事研究助成プログラム「MARITIME.zeroGHG」の開始を公表した。
温室効果ガス排出量を削減する環境に配慮した海洋技術の可能性を最大限に活用することを目指し、3,000万ユーロを拠出する。
船舶のライフサイクル全体が考慮されるものの20年以上の長い耐用年数を持つ船舶もあるため代替燃料や革新的な運航技術も実証される。
ドイツ連邦政府は長年にわたり、国際レベルおよび国内レベルで海運部門における気候保護の強化を進めてきた。今年7月には国際海事機関(IMO)海洋環境保護委員会が温室効果ガス排出削減に向けた新たな戦略を決定し、2050年までに国際海運における気候中立性を達成する目標を掲げた。
【ドイツ連邦経済気候保護省】
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