【その他】2023.07.26 発表
東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)は、韓国海洋水産部(MOF)と連携し、「東アジア海域の海洋プラスチック削減」プロジェクトを実施する。このプロジェクトは、科学に基づく管理、循環型経済を促進する革新的な解決策、定期的な海洋プラスチックの海岸モニタリング、関連する訓練、地域の意識向上を通じて、東ティモールとフィリピンの海洋プラスチックの管理の改善を目指すもので、両国合計10ヶ所の沿岸自治体で実施される。
東アジアは生態学的に重要な地域とされ、地球上のサンゴ礁、マングローブ、藻場の3分の1が存在しているが、プラスチックなど海洋汚染のホットスポットでもあり、フィリピンは、海洋プラスチック汚染を引き起こしている国トップ5に入っている。一方で東ティモールは、脆弱なインフラや厳しい地形に起因する、廃棄物やプラスチックの管理上の課題に直面している。
PEMSEAは、東アジアの海洋及び沿岸資源の持続可能な開発に向けた地域の協調機構であり、健全な海洋、国民、経済という共通のビジョンを持つ東アジアの11ヶ国と連携する。
【東アジア海域環境管理パートナーシップ】
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