【環境省】2023.06.08 発表
環境省は、北海道札幌市内で北海道大学が令和5年2月に回収し、研究用に冷凍保管していたキツネ1匹の死亡個体について遺伝子検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたとの報告があったと発表した。
この事例は、今シーズン国内2例目の、哺乳類における高病原性鳥インフルエンザ確認事例となる。
なお、この個体は回収後から28日以上経過しているため、新たな野鳥監視重点区域の指定や、全国の対応レベルの変更はない。
今回の回収地点の近くでは、陽性が確認されたカラスの死亡野鳥が複数確認されており、高病原性鳥インフルエンザに感染した鳥の捕食により感染した可能性があり、キツネ同士の感染は確認されていない。
また、日常の生活で、感染した動物から人に感染することはないと考えられている。
【環境省】
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