イオンは、「イオンモール」「イオンタウン」などの大型商業施設が有する駐車場に、屋根部分に太陽光パネルを設置した発電装置であるソーラーカーポートの設置を拡大し、創エネルギーを推進する。

4月に開店したイオンモール豊川には、商業施設のソーラーカーポートでは最大級となる 1300 kWの発電容量を持つ大規模なカーポートを設置し、一般家庭の約 350 世帯分に相当するクリーンな電力を施設内で利用することで、再生可能エネルギーの活用拡大を進める。

以前は、平面駐車場にソーラーカーポートを設置する場合、太陽光パネルの下に自動車車庫の用途が発生することは、建築基準法の対象になっていたが、2022年9月1日に、一定の条件を満たすことで、建蔽率・容積率計算の対象外とすることに改正されたことで、イオンが有する駐車場を利用した創エネが進めやすくなった。
また、ＰＰＡモデルを活用した発電装置の設置のため、意思決定スピードが上がることも、早期の推進につながった。

【イオン株式会社】