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【EU】2023.04.03 発表

欧州連合統計局、2021年のEUのエネルギー生産量で最も多かったのは再生可能エネルギーと発表

欧州連合統計局(Eurostat)は、2021年のEUの一次エネルギー生産は再生可能エネルギーが最大で、総エネルギー生産量の41%を占めると発表した。この傾向は、再生可能エネルギーが初めて原子力を超えた2016年以来続く。再生可能エネルギーの割合が多いのは、マルタ(100%)、ラトビア(95%)、ポルトガル(98%)、キプロス(96%)。固形燃料は、ポーランド(72%)、エストニア(56%)、チェコ(45%)、天然ガスは、オランダ(58%)、アイルランド(42%)、原油はデンマーク(35%)で多い。ただしアイルランドとデンマークは、再生可能エネルギー(バイオ燃料を含む)が最大割合を占め、それぞれ49%、48%である。欧州自由貿易連合(EFTA)では、アイスランドが100%が再生可能エネルギーである。2021年のエネルギー生産量は消費量の42%で、不足分は輸入された。輸入エネルギー製品で最も多いのは原油を含む石油製品で、エネルギー輸入の64%、次いで天然ガス25%、固形燃料6%であった。
【欧州連合統計局】

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