【ドイツ】2023.03.22 発表
ドイツ連邦環境省(BMUV)は、自然意識調査の結果を公表した。これによるとドイツでは、気候危機と自然破壊が自分のライフスタイルに影響を与えるのではないかという懸念が高まっており、持続可能性と自然と適合する社会的変化が必要であると考え、それを支持する意思がある人が増加していることが示された。調査は2021年に成人(18歳以上)2410人と青年(14歳から17歳)1004人を対象に実施されたもので、自然と景観の状態について否定的な評価をする成人回答者は50%となり、2011年の27%を大きく上回った。また、成人回答者67%と青年回答者の70%が生物多様性の保全が社会の優先事項であると回答した。この調査は、2009年以降、2年ごとに実施されているもので、ドイツの全ての地域と社会階層の人々を対象としている。
【ドイツ連邦環境省】
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