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【韓国】2023.02.14 発表

韓国環境部、環境に配慮したボイラーへの交換に助成金を拠出

韓国環境部(ME)は、環境保全と暖房費節減に向け、家庭の古いボイラーを環境に配慮したものに交換するために助成金を拠出すると発表した(一般世帯は10万ウォン、低所得世帯は最大60万ウォン)。
ME及び韓国環境技術院の研究によれば、環境に配慮したボイラーへの交換により、年間で窒素酸化物(NOx)約87%、一酸化炭素(CO)70.5%、二酸化炭素(CO2)19%が削減できるという。またこのボイラーは熱効率が92%を超えているため、ガスの消費量が削減され、その結果、一世帯につき年最大44万ウォンの燃料費の節約が可能になる(2023年1月時点のガス料金を基準)。
2017年以来、MEは助成金プログラムによって環境に配慮したボイラーへの交換を推進してきた。2022年には37万3000台のボイラーが交換され、大気汚染物質の大幅な削減(NOx 1,024トン、CO 1,540トン、CO2 20万トン)と1000億ウォンを超える燃料費の節約につながっている。
2023年、MEは570億ウォンを支出して、最大で52万台を環境に配慮したボイラーへ交換することを目指す。
【韓国環境部】

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