韓国環境部（ME）は、「循環型経済・社会への移行促進に関する法令（資源循環に関する枠組み法の全面的な見直し）」に従い、生産・消費・リサイクルの全過程で循環型経済への移行を推進する2023年年間作業計画を発表した。「国民にとって持続可能で安全な循環型経済・社会の実現」という目標のもと、今年は以下の4つの課題が中核となる。
・循環型経済実施に向けた基盤の強化―循環資源の告知や規制サンドボックス（規制の実験的な一時停止）の導入、修理可能性の改善など法令遵守の原則や包装材料の削減努力の実施など新たな制度に関する詳細な規定を設置。
・参加/代替サービスに基づくプラスチック削減―レストランなどの店内に使い捨ての商品を置かないといった行動様式を変えるキャンペーンの拡大や、使い捨てカップのデポジット制度の支援拡大。
・完全なリサイクルへの移行―焼却のリサイクルを熱回収や燃料使用から高付加価値の物質や熱分解に転換。
・違法投棄や廃棄物管理会社の廃棄物収集拒否の防止―全廃棄物管理会社へ「廃棄物情報管理システム」の利用を拡大。
【韓国環境部】