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[海外エコニュース一覧]

【カナダ】2023.02.01 発表

カナダ政府、ブリティッシュコロンビア州におけるコンポスト設備の新設に投資

カナダ政府とブリティッシュコロンビア州は、同州キティマット地区におけるコンポスト設備の新設プロジェクトに最高91万ドルを共同で拠出すると発表した。生ごみや庭などから出るごみなどの有機廃棄物を堆肥に変えることで温室効果ガス(GHG)の排出を削減し、地元雇用の拡大にもつなげるという。政府の資金は、炭素汚染の低減に寄与するプロジェクトを支援するための低炭素経済基金から拠出される。2030年までの排出削減計画に盛り込まれているとおり、政府は2022年度予算の中で低炭素経済基金に対する22億ドルの資本増強を約束している。
同国の環境・気候変動省は、同基金などを通じて、汚染を減らし、強靭で回復力のあるコミュニティづくりを進めるとともに、雇用の創出や持続可能でクリーンな経済の発展に取り組んでいると説明する。
ギルボー環境・気候変動相は、「キティマットはリーダーシップの模範であり、地域の気候変動対策によって2050年までにGHG排出量を実質ゼロにするという国家目標の達成が近づくという好例だ」と述べている。
【カナダ環境・気候変動省】

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