【企業】2023.02.02 発表
荏原環境プラント株式会社は、2019年に受注した「伊豆市伊豆の国市新ごみ処理施設整備・運営事業」における施設建設を進め、2022年12月31日、同施設「クリーンセンターいず」の建設工事を無事に完了し竣工を迎えた。2023年1月より、20年間の運営事業を開始している。
この施設は、同社独自開発の焼却炉「エバラHPCC21型ストーカ」を採用し、ごみ量・ごみ質に応じた最適燃焼による安全で安定したごみ処理が行われている。また、排ガス規制値は、法規制値よりも厳しい自主基準値を設定し、プラント排水は、施設内で再利用する設備を導入することにより、周辺環境の保全に配慮している。
ごみを燃やして発生した熱は、ボイラにて回収し、蒸気タービン発電(最大出力 1,200kW)で発電する。発電した電気は施設の電力として活用するほか、余剰電力は売電するなど、再生可能エネルギーを最大限有効利用することで、CO₂削減に寄与し環境負荷の低減を図っていく。
また、施設内には見学コースや公園を設け、親しみをもってごみ処理に触れてもらい、市民の憩いの場として末永く利用してもらえる開かれた施設を目指す。
【株式会社荏原製作所】
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