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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2023.01.20 発表

イギリス、使い捨て飲料容器(プラスチック、缶)のデポジット・リターン制度を2025年に導入へ

イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、使い捨て飲料容器(プラスチック、缶)のデポジット・リターン制度を2025年に導入すると報じた。人々のリサイクル意欲を促し、ごみのポイ捨てやプラスチック汚染を削減するという。
同国では年間約140億本の飲料ペットボトル、90億本の飲料缶が消費され、その多くがポイ捨て・埋立処分されている。この制度は空の容器を回収機や指定場所に返却し、製品価格に上乗せされたリサイクル料を受け取るもので、イングランド、ウェールズ、北アイルランドで導入する。同様の制度を導入済みのドイツ、フィンランド、ノルウェーはリサイクル率90%以上を達成しているが、イギリスは約70%。同制度では返却可能な飲料容器の回収率85%以上を目指す。
政府はプラスチック廃棄物撲滅に向け、マイクロビーズ含有のパーソナルケア製品(リンスオフ)の禁止やプラスチック包装税等を既に導入、1月14日には、今年10月からイングランドで使い捨てのプラスチック製皿やカトラリー、ポリスチレン容器等を禁止すると発表している。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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