【オランダ】2023.01.10 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、十分な行政サービスを受けておらず、汚染による負荷が過度にかかっている地域の環境正義を推進するプロジェクトに、過去最高額となる1億ドルを助成すると発表した。この助成金に関する公募要項は、EPAの「環境正義共同問題解決(EJCPS)協力協定プログラム」及び「環境正義政府間(EJG2G)プログラム」を通じて公表され、両プログラムのもと以下の分野が優遇される。
・気候変動、災害弾力性、緊急事態への準備に取り組むプロジェクト
・地方にある、もしくは地方に利益をもたらしているプロジェクト
・健康影響評価(HIA)を実施しているプロジェクト
地域社会の環境や公衆衛生の課題に取り組む団体に資金援助をする「EJCPSプログラム」は、地域密着型の非営利団体とそのパートナーへ合計3000万ドルを直接助成。一方「EJG2Gプログラム」は、地域密着型組織(CBO)と連携する州政府、地方自治体や部族国家、またCBOパートナーへのアクセスが限られる準州や遠方の部族に合計約7000万ドルを助成するという。この助成金は「インフレ抑制法」により可能になった。
【アメリカ環境保護庁】
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