【アメリカ】2023.01.04 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、大衆市場向けのスマートホームエネルギー管理システム(SHEMS)が初めてエネルギースター認証を取得したと報告した。同認証のSHEMSは、スマートホーム用デバイスならではの快適さや利便性をもたらすだけでなく、省エネも実現するホームエネルギー管理システムである。EPAは、在宅状況を基にした主要機器の最適化制御や省エネ製品の追加導入によって住宅の省エネを促進することを狙いとしており、エネルギースター認証のスマートサーモスタットや照明・プラグ負荷制御をはじめとする性能要件がある。今回最初に認証されたのはサムスン電子の「SmartThings」だという。ユーザーは家電製品や周辺機器等の全使用状況をひとつの集中管理システムで制御・監視することが可能である。EPAのリーガン長官は、「エネルギースター認証のシステムであれば、家計の節約とCO2削減につながる省エネに向けた最適化のために、照明からサーモスタットの使用状況に至るまで全てを把握して自動化できる」と語る。
【アメリカ環境保護庁】
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