【EU】2022.12.14 発表
ベトナムは、EUやイギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、日本などの国際パートナーと、公正なエネルギー移行パートナーシップ(JETP)を立ち上げることで合意した。ベトナムは、国際パートナーの支援を得ながら、2050年までに温室効果ガス(GHG)排出を実質ゼロにするとの野心的な目標を達成すること、GHG排出量が減少に転じる時期を前倒しすること、及び化石燃料からクリーンエネルギーに移行することを目指す。今後3~5年でまず155億ドルの官民資金が動員されるという。ベトナムは、次のような具体的な目標を掲げている。
・GHG排出量のピークを2035年から2030年に前倒しする。
・電力部門の年間ピーク排出量を最大30%削減し、ピーク時期を5年前倒しして2030年とする。
・石炭発電容量のピークを現行計画の37ギガワットから30.2ギガワットに抑える。
・2030年までに発電に占める再生可能エネルギーの割合を47%以上に引き上げる。
これらが実現すれば、2035年までに約5億トンの排出削減が可能だという。
【欧州委員会】
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