【環境省】2022.12.26 発表
環境省は、今年のスギ雄花(おばな)の花芽(はなめ)調査の結果をとりまとめ、発表した。
今年11月から12月にかけて、スギ雄花花芽調査を実施した結果、今年度のスギ雄花の着花量については、今年春(2月から4月)に花粉が例年より多く、6月の日照時間が平年より少なかった東北北部と四国の一部では前年より少なくなったが、東北南部から九州にかけての多くの地域では前年より多くなっている。
例年と比較しても東北北部と四国の一部でやや少なくなっているが、その他の地域は例年と同じか例年より多くなっている。
特にここ数年スギ雄花が例年より少なかった関東や中国地方でスギ雄花が例年よりかなり多くなっている。
特に関東、北陸、中国地方では平成24年から令和3年までの10年間のスギ雄花の最大値を超える観測値が報告されている。
これらの地域では令和5年春の花粉飛散数が極めて多くなる見込み。
また、関東ではヒノキの雄花も極めて多いことが報告されている。
ヒノキ花粉の飛散開始はスギ花粉より1か月ほど遅いためにヒノキ花粉の多い地域では花粉の飛散期間が長くなる可能性がある。
詳細はプレスリリース参照。
【環境省】
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