【企業】2022.12.15 発表
三菱ケミカルグループは、植物由来の生分解性樹脂「BioPBS(TM)」が、株式会社ドトールコーヒーの「『初釜』オンラインショップ数量限定セット」の包装材に採用されたことを発表。採用されたのは2022年5月11日付プレスリリースにて発表の、ナカバヤシ株式会社などと共同開発したバリア包装材となる。「初釜」オンラインショップ数量限定セットは「ドトール オンラインショップ」にて、2022年12月8日より予約受付を開始している。
本包装材は生分解性のある素材を使いながら、酸素、水蒸気、香気の透過を防ぎ、コーヒー豆の美味しさを保つことが可能となる。また、一般的なコーヒー豆向けの袋では脱気用のプラスチックバルブが使用されますが、シール部分に脱気機構を一体形成しているため、プラスチックの使用量削減にも貢献している。
BioPBS(TM)は環境配慮特性とともに優れた低温ヒートシール性と柔軟性を有しており、食品などの包装材に採用が広がっている。同社グループはこれからもBioPBS(TM)の展開を通じて、食品やサステナビリティといった注力市場における機能商品の事業拡大を進めていく、としている。
【三菱ケミカルグループ株式会社】
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