【環境省】2022.11.21 発表
環境省は、鹿児島県出水市における高病原性鳥インフルエンザの発生を受けて指定した野鳥監視重点区域内の渡り鳥の飛来地等6か所において、野鳥の生息状況調査等を実施した結果、確認された検査優先種の鳥類は15種となった。
検査優先種:
「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、 感染して死亡しやすい種を中心に設定しているもの
そのうち、ナベヅルの異常個体が確認された。その他の野鳥の大量死等は確認されなかった。
ナベヅルの異常個体については、頭を傾けるなどの神経症状と思われる異常行動が確認されている。
ナベヅル等の衰弱個体については、出水市ツル保護センター内の隔離施設において収容されているが、収容個体の数が増加している。
その他、死亡個体及び衰弱個体の回収・収容作業並びに収容施設等について調査を行い、死亡個体の扱い方等、防疫措置について助言を実施した。
【環境省】
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