【企業】2022.10.27 発表
ENEOS株式会社、北海道電力株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、北海道電力ネットワーク株式会社、デロイトトーマツコンサルティング合同会社の5社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/水素製造・利活用ポテンシャル調査」に対して、「北海道大規模グリーン水素サプライチェーン構築調査事業」を提案し、採択されたことを発表した。
北海道は、太陽光や風力などの再生可能エネルギー資源が豊富である一方で、本州との電力融通量に制限があり道内の電力需要が比較的小規模であることから、再エネ電力導入拡大にあたり、余剰となる電力の有効利用や再エネ電源の出力変動に対応するための調整力の確保などが課題となる。それらの課題を解決するため、水素の製造量を変化させることで電力負荷の調整が可能となる水電解装置の活用が有効な手段として期待されている。
5社は、それぞれが保有する知見を活かし、価格競争力を持つ国内最大規模のグリーン水素サプライチェーンの社会実装を通じて、再エネ電力の導入拡大および電化が困難な産業・運輸分野の脱炭素化を進め、カーボンニュートラル社会の実現や、エネルギー自給率の向上に貢献していく、としている。
【ENEOS株式会社】
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