【環境省】2022.11.02 発表
環境省は、広島県福山港から岡山県井原市の民間事業者敷地内に運び込まれたコンテナからアリが発見され、専門家による同定の結果、特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されたと発表した。
このコンテナは、福山港で陸揚げされ、陸路で岡山県井原市の事業者敷地に搬入されたコンテナの開封時に多数のアリが確認されたもの。
当該コンテナは直ちに閉鎖し、コンテナ外にこぼれ落ちた個体を殺虫処理。
コンテナは福山港に返送され、周辺に逸出している十数個体を確認し、殺虫処理。
荷主により当該コンテナ内部の燻蒸殺虫処理を実施。その際に、コンテナ内部で10,000匹以上のアリを確認。
確認されたアリは、ヒアリの働きアリ10,000個体以上、女王アリ4個体以上、複数の雄アリ及び蛹。
コンテナ内で発見された個体が非常に多いことから、当該コンテナについて、より強力な燻蒸を実施する予定。
平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和4年11月2日(水)現在で今回事例を含め18都道府県、計92事例(今年度8事例目)。
【環境省】
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