【企業】2022.09.28 発表
沖縄電力株式会社と東芝エネルギーシステムズ株式会社(東芝ESS)は、脱炭素社会の実現に向けたデマンドレスポンス実証として、沖縄県宮古島市のパイナガマ公園において、屋外型「謎解き×キッチンカーイベント」を実施した。
沖縄電力は、2050 CO2排出ネットゼロの実現に向けた方向性の1つとして「再エネ主力化」を掲げている。発電量が不安定な再エネの主力化にあたっては、出力変動に対する調整力を確保する必要があり、デマンドレスポンスはその調整力のひとつとして注目されている。
本実証では、ナッジの考え方を活用し、地域住民による無理のない自発的な節電行動を促す「行動変容型」のデマンドレスポンスとして、宮古島市と協力し、久松小学校校区の児童生徒とその家族を対象としたイベントを開催した。イベント参加時は冷房などの空調設備や照明等を止めて外出し、電力需要の抑制によるデマンドレスポンスの効果を検証する。
沖縄電力と東芝ESSは、本実証を通して、宮古島のみならず沖縄本島の地域特性にマッチしたデマンドレスポンスに取り組み、今後の持続可能なエネルギーシステムの構築、安定供給と地球温暖化対策の両立の実現を推進していく、としている。
【株式会社東芝】
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