【デンマーク】2022.09.20 発表
デンマーク政府は、国連総会とニューヨーク気候週間の期間中、世界的な洋上風力拡大を目指す「世界洋上風力同盟」(GOWA)と、石油・ガス生産の計画的な段階的廃止を推進する「石油・ガスを超える連合」(BOGA)のイベントを開催した。
GOWAは、デンマーク、世界風力会議(GWEC)、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の協力により発足した新たな国際同盟で、洋上風力を大幅に拡大し、世界の発電設備容量を2021年の57GWから2030年に380GW、2050年には2000GWにする目標を示した。ノルウェーがすでに同盟に正式参加しており、11月の国連気候変動会議(COP27)を前にアメリカなど多数の参加が期待されるという。
BOGAは、2021年グラスゴーのCOP26でデンマーク、コスタリカ、他10ヶ国の政府が立ち上げ、デンマークは、石油・ガス生産の終了日として2050年を設定。今回、各国政府や民間部門、慈善団体のリーダーらが集まり、化石燃料からの移行に必要な政治的・経済的支援を得る方法を協議した。
【デンマーク気候・エネルギー・建物省】
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