【国連】2022.09.16 発表
2022年9月12~16日にセネガルで開催されていた第18回アフリカ環境大臣会合(AMCEN)は、気候変動や自然の消失、汚染と廃棄物の問題に対処するための決定や重要なメッセージを採択して閉幕した。会合には域内の54ヶ国の環境大臣が出席した。汚染と廃棄物の問題については、廃棄物のオープンダンプ(ごみ捨て場に廃棄物を積み降ろしただけの捨て方)や焼却をなくし、価値や雇用を生み出す資源として廃棄物の利用を促進することや、薬剤耐性が健康と持続可能な開発にもたらすリスクについて国民の認識を高めることが約束されたという。環境大臣らは、廃棄物に起因するメタン及びブラックカーボンの排出の監視や削減でアフリカ諸国を支援するよう開発パートナーに呼びかけ、また、薬剤耐性の悪影響に歯止めをかけるため早急に団結して取り組む必要性などを訴えている。この他にも、年内に開催される国連の気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)や生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)に対して求めることなどが確認されたという。
【国連環境計画】
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