ユニ・チャーム株式会社の生産子会社であるユニ・チャームプロダクツ株式会社は、第23回物流環境大賞において「先進技術賞」を共同受賞し、一般社団法人日本物流団体連合会より表彰を受けたことを発表。
　ユニ・チャームプロダクツ株式会社は、住友精化株式会社、井本商運株式会社、株式会社日立物流、株式会社バンテックと共同して、トラック輸送から海上輸送へのモーダルシフトを取り入れ、物流の選択肢を拡充する取り組みを進めた。この取り組みにより、二酸化炭素（CO2）排出量の低減やトラックドライバーの労働時間が短縮するなど、将来にわたる持続可能性への貢献が高く評価され今回の受賞となった。

　具体的な取り組み内容
　１.モーダルシフトを実現
　２.海外輸出用のコンテナを国内資材輸送用に転用するラウンド運行を実現
　３.海外輸出用の荷物積み下ろしを自動化

　この取り組みを通じて、二酸化炭素（CO2）排出量の61.8％削減（年間換算271トン）、ドライバー運転時間59％削減（年間換算2,077時間）、輸出コンテナ荷物の積み下ろし作業の時間を削減（年間875時間）した。
【ユニ・チャーム株式会社】