【アメリカ】2022.08.09 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、環境教育助成プログラムに基づいて合計320万ドル超の資金供与を受ける34の教育機関、非営利団体などを発表した。プロジェクトごとに5万~10万ドルが提供され、活動は24州とプエルトリコで行われる。EPAは1992年以降、毎年200万~350万ドルを環境教育事業に助成し、3890件超のプロジェクトに8830万ドル超を提供してきた。
今年選出されたプロジェクト例には、持ち運びができ持続可能で再利用可能な環境教育ユニット一式のアパラチア地方のマイノリティのコミュニティへの配布、ルイジアナ州のパレード文化とプラスチック汚染の関連に対する解決策立案、ワシントン州ニスクワリ族の若者の自然資源管理分野での就業機会創出、十分なサービスを受けていないコミュニティの科学・技術・工学・数学(STEM)教育の場としてのシカゴのカルメット川集水域を活用するための教師の研修などがあり、低所得者コミュニティなどに対する環境正義の実現を主眼とする事業が多い。
【アメリカ環境保護庁】
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