【企業】2022.05.26 発表
コスモエネルギーホールディングス株式会社のグループ会社であるコスモ石油ルブリカンツ株式会社は、植物由来のベースオイルの含有率が80%以上のディーゼルエンジンオイル『コスモディーゼル“カーボニュート”10W-30』の開発に成功し、「バイオマスマーク(バイオマス度80%)」認定を取得したことを発表した。ディーゼルエンジンオイルがバイオマスマーク認定を取得するのは、本製品が国内で初めてとなる。
同社は、コスモエネルギーグループの一員として「2050年カーボンネットゼロ」の実現を目指しており、カーボンニュートラル・CO2排出量削減に寄与する、植物由来のベースオイルを使用した潤滑油の新製品開発を積極的に進めている。
このほど、石油資源の節約と、廃棄時に発生する温室効果ガスの削減を行うべく、本製品を開発した。通常、潤滑油を廃棄(焼却)する際にはCO2が発生するが、本製品中の植物由来成分は成長過程でCO2を吸収しているため、ライフサイクル全体では大気中のCO2増加を抑制できる。これにより従来の石油由来製品と比較して、CO2排出低減に繋がる。
【コスモエネルギーホールディングス株式会社】
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