【環境省】2022.07.08 発表
環境省は、佐賀県みやき町の民間事業者敷地内に運び込まれたコンテナから発見されたアリについて、専門家による同定の結果、特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されたと発表した。
このコンテナは、中国南沙港を出港し、博多港で陸揚げされ、陸路で佐賀県みやき町の事業者敷地に搬入されたもので、確認されたアリは、ヒアリの働きアリ、有翅アリ及び幼虫等を含む約100個体。
荷下ろし中に作業員2名に刺傷被害があったが、健康上の支障は生じていない。
平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和4年7月8日(金)現在で18都道府県、計87事例(今年度3事例目)。
引き続き、佐賀県、みやき町及び事業者と協力して、ヒアリを発見したコンテナ周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置するとともに、粘着トラップによるモニタリングを実施し、ヒアリを発見した場合は速やかに殺虫処分するなどの防除を実施する。
また、陸揚げされた博多港においても、港湾管理者によりコンテナが置かれていた場所でのモニタリングが実施され、周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置している。
【環境省】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.