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[海外エコニュース一覧]

【EU】2022.06.03 発表

欧州環境庁、2021年も欧州の水浴場の約85%が極めて良好な水質と報告

 欧州環境庁(EEA)は、欧州における水浴場の水質に関する年次報告書を公表し、2021年は全体の約85%の水浴場で水質が極めて良好だったと報告した。EU水浴場水質指令のもと、2021年はEU加盟全27ヶ国とアルバニア、スイスの2万1859ヶ所の水浴場で水質評価が行われた。この結果、全体の95.2%が最低水質基準(sufficientレベル)を満たしており、なかでも最も厳しい水質基準(excellentレベル)を満たす水浴場の割合は約85%と、2006年に同指令が採択されてから上昇傾向にあり、高い水準で落ち着いていることが示された。沿岸部の水浴場は水浴場全体の3分の2を占めており、内陸部の水浴場に比べて最も厳しい水質基準を満たしている割合が高いという。一方、水質が不十分で対策が求められる水準(poorレベル)にある水浴場の割合は1.5%と、2013年の2%から低下傾向にある。なお、評価対象の水浴場のうち新たに加わった223ヶ所については基準認定前だという。EEAは、各水浴場の場所や水質状況がわかるオンライン地図なども公開している。
【欧州環境庁】

プレスリリース

https://www.eea.europa.eu/highlights/zero-pollution-large-number-of

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