【環境省】2022.06.07 発表
環境省は、令和4年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書を発行した。
今年の白書は、2030年までを「勝負の10年」として、国内外で「脱炭素ドミノ」を起こしていくために私たち一人ひとりが、未来に影響を与える当事者であるという意識を持って行動し、脱炭素のみならず、資源循環、分散・自然共生という多角的なアプローチによってグリーン社会の実現を目指していくことを伝えている。
環境白書、循環型社会白書、生物多様性白書の3つの白書は、法律に則ってそれぞれ国会へ提出する年次報告書であるが、環境問題の全体像を分かりやすく示すために3つの白書を合わせて編集し、1つの白書としてまとめている。
冊子で使用している紙は、持続可能な木材を使ったFSC(R)認証紙。日本の官公庁の白書において初めての使用となる。
また、印刷工程の電力使用に伴い発生する二酸化炭素(CO2)は、環境省の「オフセット・クレジット制度(J-VER制度)」に基づき発行された東日本大震災における被災地のクレジットを購入し、オフセットしている。
白書は、環境省ウェブサイトにPDF版を掲載、7月上旬以降にHTML形式にて掲載予定。
環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書(環境省)
https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/
単行本は、政府刊行物センターや政府刊行物取扱書店等で6月中下旬発売予定。予定価格 2,728円(税込)。
電子書籍は、電子書籍版 Kindle 及び 楽天Kobo にて、1年間無料配信予定(7月中下旬配信予定)。
今後、「白書を読む会」の開催や英語版白書の掲載(秋頃)を予定している。
【環境省】
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