【デンマーク】2022.05.18 発表
デンマーク気候・エネルギー・建物省によると、デンマーク、ドイツ、ベルギー、オランダの首脳はデンマークのエスビャウで開催された北海サミットで、北海を「欧州のグリーン発電所」とするとの共同声明に署名した。4ヶ国全体の洋上風力発電容量を2030年までに少なくとも65GW(現在の4倍)、2050年までに少なくとも150GW(現在の10倍)に拡大することを目指す。ロシアのウクライナ侵攻でEUの地政学的状況が変化し、持続可能な解決策、より再生可能なエネルギーの緊急性が一段と高まる中、今回の声明はEUの気候目標達成に向けた大きな前進であるだけでなく、持続可能な方法による欧州の化石燃料脱却を促すという。
また、同サミットには4ヶ国のエネルギー大臣がフォン・デア・ライエン欧州委員長、シムソン欧州委員(エネルギー担当)とともに参加。エネルギー大臣はグリーン水素やエネルギー島増設等に関する二国間合意を締結し、世界初のエネルギー島に係る接続・容量最大化の協力、エネルギー島・ハブの増設計画立案等も盛り込んだ声明を発表した。
【デンマーク気候・エネルギー・建物省】
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