【環境省】2022.04.08 発表
環境省は、「30by30ロードマップ」を取りまとめ公表した。
2030年までに陸と海の30%の保全を目指す目標である「30by30目標」については、「ポスト2020生物多様性枠組案」の目標案の一つとして掲げられている。同枠組は、現在国際的な検討が進められており、今年開催予定の生物多様性条約第15回締約国会議第二部で採択される見込み。
環境省では昨年8月に30by30目標の国内達成に向けた基本コンセプトを公表し、このための行程と具体策を示すロードマップを策定することとした。
このロードマップでは、30by30目標達成のための主要施策として、国立公園等の保護地域の拡張と管理の質の向上や、保護地域以外で生物多様性保全に資する地域(OECM:Other Effective area-based Conservation Measures)の設定・管理、生物多様性の重要性や保全活動の効果の「見える化」等を掲げている。また、主要施策を支え推進する横断的取組として30by30アライアンス等を盛り込んでいる。
【環境省】
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