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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2022.03.29 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省、第3次国家適応計画の策定に資するための市民対話を実施へ

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、第3次国家適応計画(NAP3)の策定にあたって国民の声を反映させるべく、市民対話を実施する。UKリサーチ・イノベーション(UKRI)やリーズ大学などの協力を得て、オンラインワークショップ形式で行うという。全国各地から選ばれた、イングランド国民の代表標本となるような120人が、このワークショップに参加する。DEFRAは、今後数ヶ月にわたってワークショップを開催し、気候変動への適応に関する一般市民の見解や、市民が政府や企業、社会の側がどう適応を進めていくべきだと考えているのかを探る。その後、ワークショップを受けての最終報告書がまとめられ、2023年には最終的な国家適応計画が発表される予定である。
 DEFRAのチャーチル政務次官は、「第3次国家適応計画を通じ、増大する気候変動の影響によるリスクに対処する決意だ」と述べ、ワークショップはこのための重要な一歩であり、気候変動への適応策に対する国民の声を理解する非常に貴重な機会になると説明する。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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