【ドイツ】2022.03.07 発表
ドイツ連邦環境消費者保護省(BMUV)は、全国に30ある生物多様性ホットスポットの一つとして、今後、貴重な生息空間が存在する西部アルゴイ地域を特別に保護していくことを公表した。自然保護団体NABUバーデン・ヴュルテンベルグ支部が実施するプロジェクトに約400万ユーロ拠出し、生物多様性の保全と強化のため、湿原の再自然化、湿地の連結、地元関係者のネットワーク化を進めていく。レムケ連邦環境大臣は、「湿地保護、湿原の再自然化により希少で絶滅の危機に瀕した動植物の生息地を守るだけでなく気候も保護する。西部アルゴイ地域では、高地や低地の湿原、草原、森林などの固有の景観を保護していく。そのためには、関係者をネットワーク化し、種と気候の危機に対して地域で行う対策について視点を示すことが求められる」と述べた。
【ドイツ連邦環境消費者保護省】
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