【アメリカ】2022.03.07 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、スクールバスを高排出の旧型ディーゼル車両からクリーンな新型車両に交換するスクールバス所有者への助成として、2つのリベート(払い戻し)制度から計1700万ドルを拠出すると発表した。
このうち、2021年米国救済計画の電動スクールバスリベート(700万ドル)は、行政サービスが不十分な地域や部族学校の学区を対象に排出ゼロの電動バスへの交換を支援し、23台の車両交換と充電設備に授与。また、ディーゼル排出削減プログラム(DERA)の最新のスクールバスリベート(1000万ドル)は、現行の排出基準を満たす新型車両(電動・ディーゼル・ガソリン・圧縮天然ガス等)への交換を支援し、全国の444台の車両交換に授与する。そのほか、今後数週間内に超党派インフラ法の下の新リベートプログラム(50億ドル)を発表する予定である。
こうした車両交換は周辺の大気質改善、GHG削減、子供の健康向上を促す。2012年以降、EPAはスクールバスリベートを通じ、3000台超のバス交換に7300万ドル超を提供している。
【アメリカ環境保護庁】
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