【ドイツ】2022.01.18 発表
ドイツ連邦環境省(BMUV)は、国内の重要な泥炭地域における保護を進める4件のパイロットプロジェクトに4800万ユーロを提供することを公表した。パイロットプロジェクトにより、管理された泥炭地からの温室効果ガス排出削減を実現する策を明らかにし、気候保護の知見を得ることを目指す。ドイツでは、泥炭地から発生する温室効果ガス排出量は総排出量のほぼ7パーセントに相当しており、泥炭地保護は重要な気候保護対策である。パイロットプロジェクトでは湿地管理の実証に加え、生産されたバイオマスの地域での活用、さらに長期的な温室効果ガスのモニタリングを行う。4件のプロジェクトの相乗効果を支援するために、ネットワーク化も行われる。
【ドイツ連邦環境省】
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