【ドイツ】2022.01.11 発表
ドイツ連邦経済気候保護省のハーベック大臣は、各部門における気候保護対策の現状を示す報告書を公表した。報告書では、現在のドイツにおける気候保護対策が期待通り進んでいないことを示している。ハーベック大臣は、「これまでの気候保護対策はあらゆる部門で不十分であり、2022年、2023年の目標が未達成となることが予想される。排出量削減速度を3倍にし、より短期間で大幅に成果を挙げる必要がある」と述べた。また、2045年までに気候ニュートラルを実現し、2030年までに再生可能エネルギーの比率を80%まで高めるために優先順位の高い法律、条例、対策を2022年末までに策定するとし、まずは気候変動対策パッケージを4月末に、その第2弾を夏に公表する。さらに、緊急措置として再生可能エネルギー法の改正、電力料金の抑制、陸上風力エネルギー法の策定、産業界との気候保護契約などを実施していくとしている。
【ドイツ連邦経済気候保護省】
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